3D Game Kit Liteによる学習~その6
※本ページはUnityエディタ2021.3.4f1バージョンにて確認しています。
3D Game Kit Liteを利用した学習過程をまとめてみようシリーズ第6弾。以下のリソースを元にまとめています。
今回のお題はチェックポイント。昨今のゲームデザインは優しくも難しいリトライで突破してゆく手法が流行だ。この仕組みを今回は取り上げて実装してみる。まずは概要だがCheckPointとなるColliderが配置されたエリアを指定し、そこにEllenが到達すると何らかのUIが示されるという流れだ。
- Prefabs>Utilitiesと辿りCheckPointをSceneに追加する
- CheckPointのLayerはCheckpointoに変えておいてくれ。さらにBoxColliderの大きさを適当に小さくすると良いが、次に行うCrystalに合わせるので後からでも良い。
- CheckPointには見える実態が無いのでPrefabs>InteractiblesからCrystalを近くに配置。CheckPointCrystalと名前を変えておこう。
- CheckPointとCheckPointCrystalを同時に選択する。やり方は覚えてるかな?Ctrlキーを押しながら2つ順番にClickすればOKだ。
- 2つ選択状態でAddComponentからSend On Trigger Enterスクリプトを追加する。
- まずCheckPointの設定は以下を参考に。LayerにPlayer指定を忘れずに!
- CheckPointCrystal側の設定は特に必要ないが、GameCommandReceiverにCheckpoint(Send on Trigger Enter)が追加されているのを確認する事。
- あとはRunテストでEllenがCrystalに達したら点灯すればOKだ。
なおCheckPointCrystal側にSend On Trigger Enterは不要なんぢゃないの?と思われるかもだが、両者の間にリンク関係を成立させるために必要であるし、なんならCheckPointCrystalからさらに別のオブジェクトへリンクを張るにも必要になる。
次はEllenのHealth回復方法の実装だ。Unity Learnでは章が変わっているのでリンクを張り付けておく。
例によってPrefabs>Interactiblesと辿りHealthCrateをSceneに追加する
Inspectorを見るとOn Enter()時に既に定義がいくつか並んでいるが実際にEllenのHealthを癒す処理は書かれていないのでコレをやってみよう。
さて中段あたりに(None Object)の項目があるのでコレを埋めてゆく事にする。Sceneからドラッグ&ドロップする方法は既に習っているので今回は違う方法を試そう。◎部分がクリック出来るのが解るだろうか?ここをクリックで開く一覧からSceneタブを選び、さらに入力BoxにEllenを打ち込むとリストが絞り込まれてEllenが選択しやすくなる。成功すると以下の状態に変わる。
次にNo Functionとなっている部分を埋めるには、▼ボタンからDamageable>ResetDamegeと辿ると以下の様に設定できるはずだ。
あとはRunテストして動作確認してみてくれたまへ。現在はただの箱であるがちゃとSoundやOpenに相当するEffectまでも実装されている事に気づくかもしれない。Unityはこうして部品を設計しインターフェイスを用意しTestを繰り返す。平行してデザイナーがGraphicデザインを完成させて実際のCrateパーツが仕上がるという分業の一端を垣間見れたのでは無いかな?
今回はこれまで!