シェケナベイベー

れっつだんしんぐ!

クロフォードのゲームデザイン理論に寄せて

日曜日はオフと言うことで以下の論文をつらつらと斜め読みしていた。1982年に書かれた古典だよ!
 
 
ざっくり読んで思うにコンピュータゲームデザインの本質はあまり進化していないし、むしろ停滞していないかとの危惧感。確かにハード周りやリソース類はとんでもなく潤沢に拡張された。それに対してこんぴゅたーゲームデザインが超進化したかと言えば微妙なところ。
 
ただしあくまで『コンピュータゲームデザイン理論についての狭い範囲での感想であり、ボードゲームなど含めた広義のデザイン論では無い事は言うまでもない。本サイトに於いてはあくまで『コンピュータゲームデザイン理論』に関する話題に限定する旨を最初に宣言しておく。
 
でだ。
 
ゲーム業界を長いこと横目で見てきて現代に蔓延る停滞感を解消する手立てを探るのは未来のみんなに任せるとしてだ。クロフォード氏が過ごした時代と並行しつつゲーム業界を見てきたオッサンとしては何だか昔話がしたくなったと言う事である。
 
なので、思い出のゲームを一つづつ取り上げながらゲームデザインに関する側面から掘ってみたいという企画である。
 
宜しければ少しお付き合い願いたい。